令和3年7月13日(火)、島根大学において、服部泰直学長、当機構福井善朗代表理事ほか関係者が出席し、当機構と同大学のパートナーシップに関する協定の締結式が行われました。
この協定は、当機構と島根大学が包括的な連携・協力のもと、両者が有する人材育成に関するノウハウや情報等を有効活用し、観光教育の拡充を図ることで山陰地域の活性化に寄与することを目的にするものです。
協定には、社会人の学び直しを含む観光人材の育成に関する事項、観光を軸にした地域づくりに関する事項、観光を活用した地域課題の解決に関する事項等が盛り込まれました。
締結式で服部学長からは、「本学は地域貢献できる人材の育成に取り組んでおり、社会人学び直しすなわちリカレント教育を重要視している。本学には観光学に特化した教員はいないため、観光を切り口に地域創成していく人材育成のためにはこのパートナーシップに関する協定の締結は不可欠である。」との挨拶がありました。また、福井代表理事からは、「当機構では、観光地域づくり法人(DMO)の最重要ミッションは人材育成であるとの考えのもと、観光人材の育成に取り組んできた。今後は、教育機関である島根大学のリソースを最大限活用させていただきながら、全国から有為な人材を集め、地域に観光人材を持続的に輩出し、観光による地域振興を進めていきたい。」と述べました。
8月からは、観光ビジネスを展開したい、山陰を地域で活性化させたいとの思いを持った社会人や学生を対象に、座学や現地での視察調査を通じて専門性を磨く「山陰ツーリズム人材育成塾」を開講します。
当機構では、今回の協定締結を契機として、島根大学と連携しながら観光人材育成と山陰地域の振興に貢献することを目指します。