代表理事の就退任について

2023年07月06日 公開

 2023年6月30日に開催した令和5年度定時総会をもちまして、山陰インバウンド機構設立から代表理事を務めた福井善朗(ふくいよしろう)が退任し、後任として野浪健(のなみけん)が就任したしました。


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野 浪 代 表 理 事 就 任 ご 挨 拶

     初めまして。2023年6月30日に開催されました、当機構理事会におきまして選定頂き代表理事に就任いたしました野浪です。どうぞよろしくお願いいたします。  山陰両県におけるインバウンドの振興を担う「山陰インバウンド機構」の代表という重責であり、身の引き締まる思いがしております。  両県、理事の方々はじめ関係各組織の皆様と連携をとりながら、期待に添えるべく業務に邁進していきたいと存じます。何卒ご協力、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
     「山陰インバウンド機構」は2016年(平成28年)4月に設立され、2017年(平成29年)11月「広域連携DMO」として登録されました。設立の目的としては、「山陰の優れた自然、歴史的・文化的資源を生かし、マーケティングを基礎に国内外に向けた山陰の情報発信、山陰の魅力を伝えるためのブランド作成・管理、地域の観光事業者等関係者の合意形成を行い、山陰への観光客の誘致及び国内外との交流を通じて山陰経済振興を図り、もって地域産業の振興、地域の活性化に寄与する」と謳われております。
     設立当時からの社会環境や訪日インバウンドの状況に合わせて、その時々の役割や業務内容は臨機応変に変化をしていますが、設立時の目的を忘れることなく、常に意識ながら、その役割を担っていきたいと考えております。
     山陰におけるインバウンドの現在地は、他のエリアに比較して決して数多くのお客様に来ていただいているとは言えません。世界のツーリストに山陰を旅行先に選んでいただくためには、先ずは、山陰の魅力を知ってもらうこと、そして山陰を旅の「目的地」として選でもらうことが必要です。「山陰インバウンド機構」の役割は、山陰の様々な魅力と世界のツーリストを、マーケティングに裏打ちされた様々なプロモーションや仕組み作り、仕掛けにより、太く、濃く、つなぐ・つなげることであり、その取組みの結果、両県のインバウンドのお客様の数やその消費額が増加し、山陰経済の振興に寄与することだと考えています。
     山陰は、その魅力の認知度向上、アクセス手法の充実、受入体制整備などまだまだ発展が可能な段階だと思います。前任の福井代表理事をはじめとする機構が今まで取り組んできたことをベースに、目的を達成すべく新たな挑戦も行いたいと思います。
     また、2025年には「大阪・関西万博」も開催されます。その絶好の機会到来に向け、乗り遅れることなくしっかりと取組んで行かねばなりません。
     山陰は私のふるさと(米子市出身)であり、通算8年間旅行業に携わった地域でもあります。ふるさとへの恩返しの意識もありますし、多少の人脈、地の利もあります。他の地域での経験も合わせて、それを活かしながらしっかりと取組んで行きたいと思います。

     宜しくお願い申し上げます。

    野 浪 代 表 理 事 略 歴

                        1965年5月13日生れ(広島市) 58歳(2023年現在)

                        1984年3月  鳥取県立米子東高等学校卒業
                        1988年3月  早稲田大学社会科学部卒業
                        1988年4月  ㈱日本交通公社入社 松江支店勤務
                        2002年2月  ㈱JTB 米子支店 営業課長
                        2008年2月   同  倉敷支店 営業課長
                        2011年4月  広島県商工労働局観光課出向
                        2013年2月  ㈱JTB中国四国 高知支店長
                        2017年2月      同   営業部長
                        2018年2月  ㈱JTB 四国エリア広域代表兼高松支店長
                        2021年2月   同  中国エリア広域代表兼広島支店長


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