【活動報告】2025広東国際旅游産業博覧会(CITIE)及び広州商談会、上海商談会

2025年10月15日 公開

 2025年9月12日(金)から14日(日)まで、中国・広州にて「広東国際旅游産業博覧会(CITIE 2025)」が開催されました。
 本年度のCITIEは総入場者数延べ15万人を超える盛況となりました。山陰インバウンド機構も本展に出展し、会期中には延べ2,000名以上の来場者がブースを訪れ、山陰を含む旅行商品の購入が11件、中国のInstagramともいわれる小紅書(RED)の新規フォロワーを1,177名獲得することができました。
 個人以外でも、ブースを訪れた旅行会社は6社あり、そのうち1社は高付加価値旅行の商品造成を検討するためにブースを訪れました。

 またCITIEに先立つ9月11日(木)には同じ広州で開催された「VISIT JAPAN 2025 訪日旅行商談会」に参加し、広東省の大手旅行会社7社と商談を実施しました。
 広州を含む広東省では訪日意欲が依然として高く、約30%を占める団体旅行では引き続きゴールデンルートが主流ですが、若年層が主流のFIT層では都市部に加え特色ある地方への関心が高まっており、山陰のような地域が注目を集めていることを実感しました。

 さらに、9月16日(火)には「JNTOインセンティブ旅行商談会(上海)」にも参加しました。商談会に先立ち山陰の魅力についてプレゼンテーションを行い、その後9社と商談を行いました。昨今の中国のインセンティブ旅行は費用優先で行先を選ぶ傾向があり、直行便がある東京や大阪を選ぶ会社が多い中、商談に参加していたバイヤーはインセンティブ旅行以外に教育旅行等も担当している方もおり、その中の2社の旅行会社からは山陰地域に関する具体的かつ詳細な質問が寄せられ、今後の送客に強い関心を示しました。1社は11月に送客予定、もう1社は冬季の教育旅行団体を企画中です。

山陰インバウンド機構は、今後も1日あたりの消費単価が高い中国市場における山陰地域の認知度向上と誘客拡大に努めてまいります。

 

(担当:松川)

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