9月11日、30日に観光庁、日本政府観光局（JNTO）、中国運輸局と共催でJNTOマーケット研究会「訪日旅行促進セミナー」を開催しました。1回目の9月11日にはJNTO上海事務所長の薬丸氏を迎え、鳥取県西部総合事務所でのリアル開催＋オンラインで開催し、訪日旅行客の消費動向の変化や誘客のポイントなどについてお話しいただきました。2回目となる30日は北京市場と台湾市場についてJNTO北京事務所長の佐藤氏、日本台湾交流協会台北事務所の平澤氏にそれぞれオンラインにて各市場の特徴及び効果的なプロモーション手法についてご講演いただきました。

＜詳細＞

①９月11日　JNTOマーケット研究会【上海】　参加者47名（うち、オンライン参加36名）

②９月30日　JNTOマーケット研究会【北京】　オンライン参加16名　

　　　　　　JNTOマーケット研究会【台湾】　オンライン参加17名

　＜参加者の声（一部抜粋）＞

・中国市場からの誘客だとオーバーツーリズムの心配がありそうと思っていましたが、中国市場でも高付加価値旅行が求められていることが分かりました。

・北京からの訪日旅行の傾向について理解が少し深まりました。観光パンプレットについても季節感があればより目を引きやすいということが大きな学びとなりました。

・台湾における山陰の旅行商品をお調べいただき、非常にイメージがわいた。いつも同じコンテンツのプレゼンをすることで逆にネガティブな印象を持たれるとのこと、気を付けようと思いました。

　本JNTOマーケット研究会は個別相談も一緒に実施されます。各地域の特徴に応じたターゲット国の選定や効果的なプロモーションに関するアドバイスはもちろん、現地で売れている旅行商品や訪日旅行会社情報なども個別相談を通じて得ることができます。JNTOマーケット研究会は世界の訪日インバウンド市場にもっとも精通しているJNTO職員と直に話せる二度とないチャンスです。来年も実施されると思いますので、ぜひご活用ください。

 

（担当：成）