縁の道～山陰～でロマンティック・ハネムーン

足立美術館は、質量ともに日本一である横山大観作品のコレクションとともに、アメリカ専門誌のランキングで毎年連続日本一に選出されている、日本庭園が有名です。ここでは「庭園もまた一幅の絵画である」とされ、美しく手入れされた庭園の前で記念撮影をすれば、まるで日本画の中の登場人物になったかのようです。

城下町・松江のシンボル松江城。国宝である重厚な天守閣から町や宍道湖を見下ろせば、あなたも殿様・お姫様気分です！松江城周辺には、武家屋敷など江戸時代の面影をたたえた町並みが続き、堀を巡る遊覧船に乗れば、城下町400年の風情を楽しむことができます。

仁風閣は明治時代に建てられた、フレンチ型ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺の2階建ての建物で、鳥取城の石垣などが残る久松公園の中にあります。優雅な洋館と日本庭園の美しさが相まって、国の重要文化財として指定されています。久松公園は春は桜、秋は紅葉の名所として人々から親しまれています。

大山を望む広大な園内一面に、春はチューリップ、アイスランドポピー、5月頃から夏にかけては10万株ものユリやバラ、秋はコスモスやサルビア、そして冬にはサザンカ、ビオラ、パンジーなど四季折々の花が咲き乱れます。巨大なガラスドームの温室や屋根付き展望回廊などがあり、天候や季節を気にせず年中楽しめます。

中海に浮かぶボタンと高麗人参で有名な大根島の、本格日本庭園。フランス旅行ガイドブック『ブルーガイド・ジャポン』で最高の「三つ星」評価を獲得しました。美しい回遊式庭園を散策すれば、春夏秋冬の折々にボタンをはじめとした様々な草花が咲き誇り、四季を通じて見飽きることがありません。

中国地方の最高峰で、その美しい姿から「伯耆富士」とも呼ばれています。春から夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪山と様々な表情で魅了します。夏は登山、冬は日本海を見渡すスキー場として、四季を通して多くの観光客でにぎわいます。大山から日本海まで大自然を体感しながら走る、ダウンヒルサイクリングのコースも整備されています。

日本最大級の砂丘・鳥取砂丘の一面の砂に、風が描く「風紋」は時と共に姿かたちを変え、じっと観ていてもあきることがありません。散策やラクダに乗って二人で記念撮影、パラグライダーなどのアクティビティも楽しめます。また隣接する「砂の美術館」では、世界で唯一の砂の彫刻作品を展示しています。

隠岐の島町北西部の日本海に、高さ20ｍのローソク状の岩が立っており、その先端に夕日が重なるその時、まるで一本の巨大なローソクに灯をともしたように輝きます。晴れた波の穏やかな日に、船上からしか観ることのできないロマンチックな奇跡の一瞬は、きっと二人の一生の思い出になるでしょう。

出雲大社は、縁結びの神様として有名な大国主神（おおくにぬしのかみ）を祀っています。旧暦10月には、全国の神々が出雲に集って人々の縁結びについて会議をされる、との言い伝えがあることから、日本一の縁結びの神様として全国から参拝者が訪れます。出雲大社近くの稲佐（いなさ）の浜や日御碕も人気のスポットです。

中四国最大級の水族館アクアスには、西日本で唯一のシロイルカや、4種のペンギン、山陰の神話に登場するサメ、島根県の県魚トビウオなど、400種1万点の生物がいます。中でも、シロイルカが披露するパフォーマンス「幸せのバブルリング」や「幸せの縁 ミラクルリング」が大人気。二人で見れば、ハッピーな気分になることうけあいです！

白兎神社は、日本神話「因幡の白うさぎ」の舞台である白兎海岸に建つ、由緒ある神社です。白うさぎは、大国主神と八上姫の間を取り持った縁結びの神様といわれており、また日本で初めてのラブストーリーの発祥地として、「恋人の聖地」に認定されています。願い事がかなうとされる「結び石」が人気です。