山陰エリアを代表する四季のイベントをご紹介。脈々と受け継がれてきた伝統行事や、見る者を魅了する光のイベント、世界最大級の傘踊りなど、充実のラインナップ。地元の人々の熱気に交じって、思い切り楽しもう!
旬:3~4月
城下町松江のシンボル、松江城を彩る桜、約500個のボンボリが幻想的に演出する打吹公園(鳥取)の夜桜など、鳥取・島根の各地には様々なお花見スポットが点在します。街を華やかに彩る山陰の春をお楽しみください。
旬:4月
旧暦3月3日のひな祭りに、男女一対の紙雛を桟俵(さんだわら)にのせ、菱餅や桃の小枝を添えて、無病息災で1年間幸せに生活できるよう願って千代川(せんだいがわ)に流す、情緒豊かな民俗行事です。
旬:4月
約400年前に城下町松江の礎を築いた、堀尾吉晴公(ほりお よしはる)とその一行が松江城に入城する様子を再現した行列。 勇壮な甲冑を身にまとった武者や華やかな衣装の侍女などが、松江城を目指して松江の町を練り歩きます。
旬:4月
中国や朝鮮から日本に伝わった芸能が宮廷舞楽として取り入れられ、やがて隠岐国分寺にも伝わり、1200年の時を超え、地元住民により継承されてきました。使われる面や衣装にエキゾチックな雰囲気が漂います。(毎年4月21日に開催)
旬:8月
毎年8月13日から15日に開催される鳥取市最大の祭り。祭りのメインイベントである一斉傘踊りでは、約4000人もの踊り子が一斉に市街地を踊る姿は圧巻です。世界最大の傘踊りとして全国的に有名です。
旬:8月
鳥取県米子市で開催される夏祭り。「がいな」は「大きい、すごい」という米子市の方言です。10m以上の竿にたくさんの提灯がともる「がいな万灯」を持ち上げる勇壮な姿は迫力満点。花火や太鼓などで賑わいます。
旬:8月
水の都・松江市が舞台の、山陰を代表する夏祭り。宍道湖で繰り広げられる湖上花火大会は山陰随一の規模を誇り、嫁ヶ島をシルエットに湖面を彩る花火の美しさは圧巻。屋台や各種イベントも盛りだくさんです。
旬:6月
毎年6月初めに、大神山神社奥宮、大山寺を舞台にとり行われる「大山夏山開き祭」。その前夜祭として開催される「たいまつ行列」は美しい炎の帯が参道をオレンジ色に染め上げ、幻想的な風景を描き出します。
旬:11月
金色に染まるブナ林を中心にカエデ類やナナカマドの赤色が加わり、全山が美しく紅葉します。毎年10月初旬より色づき始め、下旬から11月初旬にかけて見頃を迎えます。鍵掛峠(かぎかけとうげ)や桝水高原(ますみずこうげん)、大山寺周辺が見どころです。
旬:11月(旧暦10月)
旧暦10月は全国の神様が出雲へ集まって来られるため、一般的には「神無月」、出雲地方では「神在月(かみありづき)」と呼びます。旧暦10月10日の夜、国譲りの伝承地・稲佐の浜では、神々をお迎えする神迎神事がとり行われます。
旬:9月~10月
約800年前、隠岐へご配流となった後鳥羽上皇をお慰めするために島の人々が始めたのが起源とされる隠岐の牛突き。全国的にも珍しくなった伝統的な闘牛で、巨体の雄牛どうしがぶつかり合う様は大迫力です。
旬:10月
松江城周辺をライトアップする光のイベント。目玉として堀川遊覧船の夜間運航が行われ、光船に照らし出される鎮守の森や行灯がゆれる水面など、光と影が織りなす幻想的な風景を楽しむことができます。
旬:11月~1月
8万平方メートルの敷地に140万球が輝く、中四国地方でもトップクラスのイルミネーション。コンピューター制御による演出に加え、全長1kmに渡る展望回廊のイルミネーションなど、花と光のコラボレーションが楽しめます。
旬:12月~3月
豪円山(ごうえんざん)・中の原・上の原・大山国際スキー場と4つの大きなゲレンデを持つ西日本一の規模の大山スキー場。スキー場から見えるパノラマの日本海、そして背後に大山を望み、雪質が大変よいと評判の絶景スキー場です。
旬:10月~3月
コハクチョウは翼を広げると約2mにもなる大きな水鳥で、冬になるとロシアから渡って来ます。ラムサール条約湿地に登録されている宍道湖・中海をはじめ、周辺の田んぼなどでその美しい姿を見ることができます。
旬:1月
吉兆さんと呼ばれるその年の福徳を司る神「歳徳神(としとくじん)」の大のぼりを立て、太鼓を叩きながら新年の喜びと繁栄を祈って、大社の町を練り歩く伝統行事。鬼の面をつけた厄年の男が、青竹を叩きながら家々を回って厄払いを行います。